CSG製造

Q.CSGとは何でしょう
Cemented(セメント) Sand(砂) and Gravel(砂利) の略称のことで、河床砂礫や掘削ズリなど、工事現場近くで容易に入手出来る岩石質材料に、セメント、水を添加し、簡易な混合により製造されるセメント系固化材のことです。
ダムの築造を安価に抑え、また環境にやさしい工法として考案されました。

Q.どんなところに利用できるのでしょう
コンクリートほど強固なものでなく、圧縮強度2Nt/m2程度の強度が欲しいときCSGは効果を発揮します。築堤だけでなく土質改良・法面勾配を制限された盛土などその応用範囲は無限に広がっています。
弊社では、大型ダムの仮締切工事・仮設道路の盛立・開水路の築造、また防潮堤などにも実績があり、高品質で安価に抑えたCSGを提供できると考えております。

Q.混合設備の種類について
ゼネコンで開発し、現在承認を受けた設備は14種類あります。
特に弊社で参加した機種は、ボックス系重力型の2種類での実績を多く持っております。

Q.ボックス系重力型混合設備について
ボックス内に投入された現地発生土(CSG材)とセメント及び水は、内部の隔壁により分割、あるいは衝突により混合され、動力を使用しない特徴があります。

DKミキサ模型 DK-Ⅳ M-Yミキサ

CSGの実績
1.徳山ダム (岐阜県) 上流締切  M-Yミキサ   (写真
2.滝沢ダム (埼玉県) 開水路   M-Yミキサ   (写真
3.木戸ダム (福島県) 仮設道路  M-Yミキサ
4.鷹生ダム (岩手県) 試験施工  DKミキサ  (写真
5.中野方ダム(岐阜県) 上流仮締切 DKミキサ  (写真
6.大保脇ダム(沖縄県) 脇ダム   M-Yミキサ   (写真
7.億首ダム (沖縄県) 試験施工  傾胴式ミキサ(写真
8.八王子城跡トンネル(東京都)坑口部改良工事 DKミキサ(写真
9.浜松防潮堤(静岡県)